2018年4月より『インスペクション(inspection)』が始まります。
この制度は中古住宅でも安心して売買できる制度です。
日本では、まだまだ新築が人気ですが…海外では中古住宅が当たり前!古い建物を
いかに自分好みに変えるかを楽しんでいます。
では…インスペクションとはなに?
インスペクションとは直訳すると、その分野の専門家が品質実態を評価すること
という意味です。
建築・不動産分野でのインスペクションとは【既存住宅状況調査技術者講習】を終了した建築士が
- 既存住宅の構造耐力上主要な部分
- 雨水の侵入を防止する部分、
- 設備配管(給排水管・ダクト等)
この3点を調査する。その調査を、インスペクションといいます。
構造耐力上主要な部分とは、分かりやすく言うと、建物の骨組の部分です。
基礎・床・柱・壁・梁などを、目視や機械で計測しながらチェックします。
一戸建て住宅でも、マンションでも、検査をする箇所はこの3点なので、調査の内容は基本的には変わらないのですが、
わかりやすいように木造一戸建てを例にとって数回に分けて説明していきますね。