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2018年04月23日

いよいよ最終章!インスペクションその5

配管設備のチェック

最後に、配管設備のチェック方法をご説明します。

給水管・給湯管・配水管・換気ダクト

給水管・給湯管・配水管・換気ダクトは、できれば通水して、水漏れや赤水をチェックいたします。

配管類は通常、床下やパイプスペースといった外から見えないところを通っています。
インスペクションのために床や壁を壊すわけにはいきませんから、

どうしても確認できるのは一部になってしまいますが、見える所や触れられる箇所は目視や触診をして、管に劣化が無いか確認いたします。

 

 

 

 

 

▲パイプスペース(配管やダクトがまとまっている箇所)

この検査でインスペクション終了になります。

つまり買主さんは、建物の状態を把握して、金額の妥当性を確認した上で、売買契約を結ぶ事ができます。
既存住宅を買う方は、住んでから欠陥がわかったらどうしよう? というリスクはゼロとはいいませんが、かなり軽減されますね。、

インスペクションは、今までなんとなく曖昧だった既存住宅の性能をはっきりさせます。

その建物の劣化度という視点からの価値が明確になります。
仮にインスペクションで「ここが劣化している」という箇所が分かれば、修繕費用なども算出できるようになります。
また、インスペクションを受けていれば、住宅瑕疵担保責任保険(中古住宅に欠陥があった際に保険金が受け取れる保険)に加入ができるかどうかの判断がつきます。

リスクがより少ない状態で、既存住宅の売買が可能になります。
当然、既存住宅が買いやすくなります。

中古住宅も選択肢の一つとして、検討するのもアリッてことですね♪

 

 

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